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カターニアからローマへ




(こんな汽車があの恐ろしいカターニアの道を観光客を乗せて走っていた!すごい勇気!?)

4月20日

今日はもう荷造りをして出るだけ。10時45分カターニア発の飛行機でローマに向かい、そこから成田行きの飛行機に乗ることになっている。スーツケースに物を詰めていると、町を歩いていた時おいしそうでついつい買ってしまったお菓子に気がついた。残念ながら食べきれずにほとんど残っている。捨てるのもなんだか勿体ない。Rに「ねえ、お掃除係の人にでもあげてよ」と言うと、ちょうど廊下で掃除機を出していたお姉さんをつかまえに行った。なかなか綺麗で頭の良さそうなお嬢さんである。が、Rの仕草を見て「それは◯○というものですよ。」と答えている。これは何?と聞かれたのだと勘違いしたのだろう。ここはなんとか私が説明しなきゃあ!そこで"Non possiamo portare ...(私達は持って行くことができないんです)"ここまではなんとかなったのだが、そのあと「よかったらどうぞ!」が出て来ず、結局日本語で「ドウゾ…」なんて言ってしまいましたよ。あー恥ずかし。今考えると"se vuole" とでも言えばよかったのかな。でもお姉さんはわかってくれて喜んでいた。彼女には数日前も「蚊が入るので窓を開けないで下さい。」と書き置きをしたことがあった。さーて、ここでクイズ。「蚊」はイタリア語で何?へへへ、偉そうに聞いている私も実は知らなかった。なんと"zanzara"です、ザンザーラ!日本語だと「プ~~~~~ン」って感じだけど、イタリアの蚊は「ザンザーラ、ザンザーラ」って飛ぶのだろうか。

さて荷物をまとめ、チェックアウトをしてからフロント係に「空港へのタクシーって20~25ユーロくらいですか。」と聞いてみたら「そうです。」という返事だった。やっぱり着いた時に来たタクシーは空港からとしては正当な料金をとっていたらしい。よかった。フロント係は「(予約に使ったウェブサイトVenereに)いいコメント書いて下さいね!」だって。ちゃっかりしてるなー。

車が空港に近づくとカターニアに来て初めて、あの有名な火山エトナ山がきれいに見えた。なかなか優雅な姿である。実は私はアンドレアのオペラ出演がキャンセルになる前まで、あるユメを見ていた。「アンドレア・シェニエ」の最後の方でアンドレアが美声を張り上げていると急に大地震が来て会場が揺れに揺れる。エトナ山が噴火したのだ。きゃ~~!!会場は大パニックになる。誰もが自分の身の安全がやっとでさっきまで憧れのまなざしで見ていたはずのアンドレアのことさえ忘れている。そ、こ、で!!(にかっ)プリマが手を差し伸べる。「マエストロ・ボチェッリ!さあ、私の手をとって!!」heart0にかっ、にかにかにか~っ。私はエトナ山を見つめながら又にやけていた。そんなドラマは残念ながら(?)なかったが…でも、カターニアに来て本当によかった。アンドレアの出演がボツになった時、私は飛行機の切符をローマ行きに変えようかと思っていたのだ。が、変更をすると殆ど返金がないことを知り、アンドレアのいないカターニアに行くことになってしまった。シチリアに行く…と言うとイタリア通の友人もイタリア人も「気をつけろ」とは言えど「いいね!」というコメントは皆無に等しかった。ほんとにそんなに怖いのかな~?と不安になったのだが…やはり何事も自分の目で確かめてみるものだ。町はマッシモベリーニ劇場をはじめ素晴しい建築に溢れていた。食べ物もフレッシュでデザート類も最高においしかった。カターニアで頑張る日本人Nさんや、車より強い歩行者(!)、魚市場の活気には元気を貰った。イタリア語も単語ポツポツで十分理解して貰えカターニア人の温かさを感じたし、ローマやミラノのようにスリやぼったくりにもあわなかった。観光客といえばイタリア人観光客が主で、変に観光客ずれしておらず、怖い雰囲気など殆どなかった。おかげでたった三日間だけだったけれど、心から堪能することができた。Grazie, Catania! Grazie! Arriverderci!!

お、わ、り…と言いたいところだがそう簡単に終わらないのがRとプリマの弥次喜多道中。実は今日の飛行機での移動については一抹の不安があったのである。10時45分にルフトハンザ航空でローマのフィウミチーノ空港に正午に着く予定。そして成田行きの飛行機の出発が午後1時45分なのだ。1時間45分あればなんとか乗り継ぎは出来るはず、とは思った。が、カターニアに来た時のあの遅延…ああいうことがあったらかなり危ない。でも、でも…ルフトハンザってドイツの会社でしょ?ドイツなら、大丈夫じゃない?日本人みたいにけっこう時間にうるさいよね? かなり自分に都合の良い考えだったが…幸いこれは当たっていたのか飛行機はなんと予定時間より十分早くローマに着いたのだ!G??喜んでいる私に向かって「でも…きっと又なんかあるよ…。」とRが不吉なことを言う。02

スーツケースを取りに行った時、その不吉な予言が現実になってしまった。まだ乗客がターンテーブルに着いて数分もしないうちに、ターンテーブルのベルトが止まってしまったのだ。ええっ???「何かがはさまったんだろ」という声が聞こえたが…その後いっこうに動き出す気配がない。5分、10分、15分…待てど暮らせど何も起きない、誰も来ない!!? さすがに他の乗客も不安気に携帯で話し出している。20分ほどしてやっと係員らしき男性が現れボタンを押し、テーブルは動き出した。皆やれやれ、と思ったのだが…今度は荷物が出て来ない!!ほんの数個しか出て来ない!? ?一体どうなっちゃってんだろう!!もうイライラも限界に達していた。やっと自分達のスーツケースが出て来た頃には既に40分近く経っていた。スーツケースをぐわっと掴むなり国際線乗り換えターミナルに向かってダッシュ!!!そしてターミナルに着いたら…今度は搭乗手続きカウンターの番号がモニターに表示されていない。他の航空会社はあるのに我々のだけ出ていない。そんな!!? ? ?まさか私が日付を間違えたってことは??(実は前回の旅行で日本到着を時差の計算違いで一日間違えて親に伝えていた前科がある。)どうしよう!!なんとか案内のカウンターを見つける。が、そこのお姉さんもよくわからない!彼女のモニターやノートにも書いてない!とにかく…あっちのあのカウンターにすぐ行きなさい!急いでっ!と言われた。そこに駆けて行くとあ、あった!日本航空のカウンター。係の女性に遅いチェックインを咎められるかと思ったが彼女はよく言えば冷静、悪く言えば愛嬌がない…。とにかくどこに行けばいいかは教えてくれた。それからゲートに向かう前に、まだ出発の手続き一通りが待ち構えていた。税関手続き、出国審査、手荷物検査…さすがローマ、そのどれもが長蛇の列、しかも出国審査ではよりにもよって私の前の男が何かでひっかかっている。? ? ? ?「そんなはずはない」と抗議するように首を降り続けるその男。「あーー、もうこういう怪しい男はとりあえず逮捕して取調室にでも連行してくれーーーーっ!」と叫びたい気持ちだった。私の後ろの人達も業を煮やして他の列に並び直していた。どうしよう?私もそうしようかと迷っているとやっと彼が通される。それで最後の力を振り絞りダッシュ!ゲートに向かった。カラコロカラコロ…スーツケースを転がし鬼のような形相Kr[で走るヘンな二人組…11…回りでは皆グッチだ、フェラガモだと優雅に最後のショッピングを楽しんでいるというのに…私だって、私だってちょっとは買物したかった。前回この空港で買ったチョコ、もう一度買うつもりだった。それくらいの時間はあるだろうと思ってたのに…G??悔しい気持でいっぱいになりながらやっと搭乗ゲートに滑り込んだ。こうなったらもう…また来るよ、イタリア!!G??心に誓うプリマであった。I

ps Rも同時に誓った。「もう絶対海外旅行はしないぞ!特にプリマの手配した旅行は…」

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4 Comments

Motoko  

こちらまで心臓、ドキドキ、ぜいぜいしてきました(*´Д`)=3ハァ・・・

2007/05/06 (Sun) 20:21 | EDIT | REPLY |   

primavera  

ははは…スミマセン。私もまだもとのペースに戻れてないくらいです(笑)。

2007/05/06 (Sun) 20:36 | REPLY |   

Setsuko  

私だったら、到底この難局(?)を乗り切れません。

2007/05/06 (Sun) 21:31 | REPLY |   

primavera  

大丈夫です。やはり神様と聖アンドレアがどこかで見守っていて下さるはずです(笑)。

2007/05/06 (Sun) 22:03 | REPLY |   

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