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アンドレア・ボチェッリ シドニー公演2014



昨日は長ーい一日でした。この特別な日は一日空けておいて、ゆっくり準備して出かけようと思っていたのですが、先日の「アンドレア シドニー到着」の新聞記事にナント、ホテルの名前が出ていたのです!それを見て急に考えが変わりました。午前中にホテルまで行ってバースデーカードとプレゼントを届けたいと思ったのです。会えるチャンスは一万分の一、ぐらいとはわかってましたが(笑)、プレゼントをフロントに置いていくことだけは出来そうだと思ったのです。そう決心してバスに乗りました。乗ってから「ちょっと〜、プリマさん、いいトシしてこんなことしてていいの?アナタ、精神年齢16歳??」という疑問も湧いてきましたが(爆)、やっぱりこれはチャンスだし、それに考えてみると今までアンドレアに自分の想いをちゃんと伝えたことはありません。過去14年間、辛い時、悲しい時にいつも救ってもらったお礼を言ったことがないのです。いくら好きでも感謝していても、言葉にしなければアンドレアに伝わることはありません。それはやっぱりいけない。例え相手が手の届かぬ星のような存在であっても、伝えるべきことは伝えなくちゃ…そう思いました。そして溢れるようなその想いを一生懸命バースデーカードに書いたら手紙のような長さになってしまいました。(イタリア語でやっていては間に合わないので、英語で書きました 笑)

そしてバスを降りてから有名なオーストラリアのチョコレートの店でベロニカさんに小さな詰め合わせセットを購入。シャンペンチョコだと書いてあってなぜか「コレ!」と思ったのですが、後で考えたらポルトフィーノの「シャンペン」の曲の印象と繋がっていたのかもしれません。それから今度はVirginiaちゃんにウォンバットのぬいぐるみを買いました。カンガルーやコアラはもう誰かに貰ってるかも、と思って…。アンドレアにはシドニーオペラハウスで蝶々夫人を歌った大村博美さんのDVD(CDは出てなかったので)を買ってありました。

幸いホテルはどこか知っていたので迷わず行けました。チェックインしているお客さん等も見かけず、隣の別のカウンターにコンシェルジュのおじさんが座っていたのでスッとそちらに行き、思い切って事情を説明したのですが意外な答え!「ボチェッリ氏は泊まってないと思います。全然見かけてない。」「え?でも、新聞で読みました。金曜にはこちらに泊まったはずです。」「いや、泊まってないと思う。泊まってないのにプレゼントをお預かりするわけにはいかない。」えーーーっ!でも確かに無理に置いて行っても渡してもらえないのでは意味がないので諦めました。あーあ…どうしよう。アンドレア、この辺をお散歩でもしてたらいいのに。肩を落としたままフェリー乗り場まで歩いてみると、6年前アンドレアと息子さんが写真を撮ったあたりが見えます。ポカポカと暖かく、かなりの人出…いないよなー、まさか今こんな所に。こんなとこ来たらもみくちゃになっちゃう…

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コンサート当日は誰とも話さずにいるということだからきっとお部屋で瞑想でもしているのかも…振り返ってホテルを見上げると最上階に新聞記事に写っていたのと同じバルコニーが見えます。絶対あそこだもんネー。コンシェルジュさんが知らないだけだもんネー。

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ため息をつき仕方なくまたバスに乗り、帰宅。2時を過ぎていました。こういう日に限って雑用多し…片付けてから軽い夕食をとり、6時前にまたプレゼントを抱えて出発。8時開演なのに会場は既に人でいっぱい。どうしよう?誰に頼めばちゃんと渡してくれるかな?ボチェッリ基金のためにささやかながら寄付のキャッシュも入っているので信用できる人じゃなきゃいけません。しばらくグルグル同じ所を回ってふと見ると目立たない所に案内所、と書いたカウンターがありました。そこに年配の親切そうな女性がいたので「すみません。私、アンドレアの大ファンで彼に渡したいプレゼントがあるんです。」と言ってみました。ヘンなリクエストで困惑されるかな、と思ったのですが意外にも「わかりました。必ず私がお渡しします。」と即答してくれました。あー、よかった!この女性なら絶対大丈夫、という確信がありました。

ちょっと身軽になったところで友人Mさんから連絡が入り、数年ぶりに再会。新しいパートナーとアツアツで羨ましい!しばらく立ち話をして気がつくともう開演15分前だったので慌てて席に向いました。前回はアンドレアの真っ正面の方向でしたが今回はステージを右から見渡す位置で、そのセクションでは最前席でした。両隣は男性。右側、かなり太め。左側も大きいヒトで、動くと私のイスも同時に揺れる!一応チケットは最高の「ダイアモンドクラス」なんですが、なんだか飛行機のエコノミークラスに詰め込まれた雰囲気…。会場を見渡すと所々なぜか10席ぐらい並んで空いているところがあるにせよ、ほぼ満席。

さて、ついにアンドレア登場!女性が"Ti amo! (愛してる!)"と叫ぶとアンドレアが照れくさそうに微笑みます。その後今度は男性の声が"Ti amo!"(爆)。歌が始まるとそのパワーに吹っ飛びそうになりました。最初の何曲かはおなじみの曲でしたがその後はけっこう聞き慣れないものもあり新鮮でした。もうすぐ発売になるアルバム"Manon Lescaut"の曲もあったようです。2曲ぐらい聞いただけで、観衆から色々と叫び声が聞こえ、こりゃー盛り上がるな、という予感…左のおじさんも「愛してる!」ではないにしろ、Bravo!と何回か叫んでました。

第二部はナポリ民謡やポップでしたが、サプライズが多く、フニクリフニクラはVirginiaちゃんを抱きかかえて歌い、アヴェマリアではフルート(ベロニカさんがステージまで持って来た!)を吹きながら。プログラムにはなかった「ニューヨークニューヨーク」も聞けて嬉しかったし私のお気に入りの曲が多くアンドレアにテレパシーが通じたのかと思いました ^^。オージーシンガー、デルタちゃんもイタリア語で歌って頑張ってました。最後の方になるともう会場は興奮の渦!アンコールして欲しいと皆でドンドンと足を鳴らすので床が揺れる!!

そして東京公演では聞けなかった「誰も寝てはならぬ」もちゃんと歌ってくれました。最後は、スタンディングオベーション!勿論私も立ちましたが、その時ふっと会場を見回すと観客全員が立っていました!!これには唖然!地階から一番上まで、確か収容2万人の聴衆が総立ちで、気が狂ったみたいに喝采してる!!指揮者のユージーンさんもこれにはびっくりしたようでアンドレアに何か囁いていました(「すっげ、みんな立ってるぜ!アンドレア〜!」あ、こんな下品な話し方はなさいませんよね、すみません…爆))私、今まで随分コンサートビデオ見てますが、これは本当に稀だと思います。わが街シドニーを超誇りに思った瞬間でした。日本のように大人しくお行儀よく聞くのもいいけれど、興奮を隠さずストレートに愛を表現するのってやっぱり気持ちいい!アンドレア、ありがとう!6年は長かったけど、待った甲斐がありました!Ti amo !!

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4 Comments

Setsuko  

No title

それで、それでっとドキドキしながら読みました。シドニー到着の記事を思い出してから次々とひらめくアイデア、これは精神年齢いくつとかいう問題ではありません。一気に突っ走った素晴らしい行動です。コンシェルジュさんは本当は泊まっているよと言いたかったのかも知れないですね。


でも目立たないところにあった案内所というのが確実性がありますね。必ず渡してくれるという女性の心強いお言葉、今頃アンドレアはPrimaさんの愛に満ちた感謝の言葉がちりばめられたバースデーカードを読んで感激しているに違いありません。

アンドレアは私達をこんなにワクワクさせてくれるパワーがあるのですね。こういうことって絶対私達の身体の細胞にも良い影響を与えてくれているに違いないですよね。

「誰も寝てはならぬ」を聴いては、静かに座ってはいられないです。日本人ももっとそのままを表現しないとアンドレアはなかなか来てくれないですよね。2万人のスタンディングオベーション、これはもうため息交じりの凄い!という言葉しかないですね。待った甲斐がありましたね。

暫くは余韻に浸ってお過ごし下さい。

2014/09/17 (Wed) 22:24 | EDIT | REPLY |   

Primavera  

No title

ありがとうございます。いまだにコンサートのことを色々と思い出して感動を再現しています!!今日はアンドレア、もうアデレードに行っています。同じ国ではあるけれど寂しい…(苦笑)。シドニーでは漠然と「多分あのホテル…」と見当をつけてた所があったんですが、見事に外れました!記事にあったのはインターコンチネンタルでここに写真があります。
http://www.news.com.au/travel/australian-holidays/inside-the-5500-australian-hotel-suite-with-secret-tunnels/story-e6frfq89-1226570960144
泊まっているかもわからないホテルに行って何時間もロビーで待つっていうのもなぁ…って思っていた時にホテル名がわかったのでこれはもうチャンスだと思ったのです。コンシェルジュさんの話し方でおそらく嘘をついてるのではないだろうという気はしたのですが、なんせ彼は2−3日休んでいたとか言ってました。それならアンドレアが泊まっていても一回も見かけなかった可能性はあるし、記事によるとこのお部屋、ピアノはあるしコーヒーサービスも充実してるようだし、アンドレア好みだと思ったんです(笑)。とにかくトライはしたということで悔いはありません。それにプレゼントはきっとアンドレアに届いていると思います。苦手な長距離飛行に耐えてオーストラリアまで来てくれたことに本当に感謝しています。

2014/09/18 (Thu) 19:56 | EDIT | REPLY |   

Setsuko  

No title

コンシェルジュさんは知っていたのに、うっかり泊まっているよと言うとファンが押し寄せてくると困るので、口止めされていたのかしらと思いました。お休みしていたので分からなかったのかもしれないですね。
ホテルのお部屋にピアノもあるというゴージャスなビデオ、まさにアンドレア好みですね。

2014/09/18 (Thu) 20:52 | EDIT | REPLY |   

Primavera  

No title

せめてフロントに問い合わせて確認をして欲しかったのですが、あまりにも自信を持って言われたもので…。このお部屋はイザという時に避難用の場所も用意されているそうで、米大統領などもお泊まりになったそうです。

2014/09/19 (Fri) 21:15 | EDIT | REPLY |   

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