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シドニー公演

2004年9月17日(金)シドニー・スーパードーム

    オーストラリアンツアーが発表された六月末から指折り数えて待ち続け、いよいよアンドレアと対面できる日が来た。しかも今週は私のバースデーウィーク!彼の声をこの耳で直接聞けるなんて、これ以上の誕生日プレゼントがあるだろうか。昼間はいつも通り働いて、夕方しっかりと夕飯を食べ、一人電車で会場へ向かった。(チケットのお値段からして他の人は誘えなかった。)会場は4年前のシドニー五輪の会場。オリンピックでも来なかったのに、アンドレアの為なら来てしまう私!

    会場に着くともうそこは人で賑わっていた。イタリア語があちこちで聞こえる。かなりドレスアップした人もシャンパンを飲んでいる人もいる。普段なら一杯いきましょう!の私だが、今日はだめだめ!酔っぱらったりしてはいけない。シラフで聞かなくては。

   374ドル(約3万2千円)払ったわりには席は2階で遠かった。しかし一番高い席はコンサート前後のドリンク、サパーを含め1500ドル(約12万7千円)だというから仕方ない。私の席の右にも前にもイタリア人が座った。シドニーはイタリア人口が多いのだが、割と年配の彼らが大金をはたいてこんな席に座っているのは、アンドレアのセレブとしての人気よりもオペラ歌手としての実力のような気がしてしまう。ステージももっと派手なものを想像していたが、シャンデリアが一つあるだけのシンプルさでそこにイタリアの名所が次々に映されている。あ!あそこ行った、行った、と一人で想い出に浸っているうちについにコンサートが始まった。ニュージーランドの17歳の新星Hayley Westenraが透き通った声で歌う。彼女が歌い終わると、回りの皆のドキドキが聞こえるくらいだった。静寂をやぶってアンドレアが颯爽と登場。割れるような歓声だ。叫び声もあがる。そしてHayleyがアンドレアを紹介した。Aranjuez, Panis Angelicus, Ave Maria ...聞き慣れた声と曲。でも、今夜のは格別。その憧れの声は同じ空気を伝って私の耳に届いているのだから。


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    Maria Luigia Borsiのソプラノ、そしてアンドレアとのデュエットは圧巻だった。私は音楽に陶酔する、という意味をこの夜初めて知った気がした。お酒は一滴も飲んでいないのに、気持ちが天まで高揚している。ずっと真面目な顔をして歌っていたアンドレアだったが、「乾杯の歌」の最後をびしっと決めると初めて嬉しそうな笑顔を見せた。

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    最後にフルートを抱えたアンドレアが登場し、Melodrammaを歌った。オーストラリアのファンにサプライズがあると言っていたが、これだったのだ。

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  雲の上を歩くような気持ちで会場を出た。今度又彼の生の声を聞けるのはいつ、そしてどこでだろうか。



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